「ダハ」とは、ドイツ語で「屋根」の意味。 プリズムの一部に屋根の形をしていることからダハプリズムと言われる光学素子です。 本来、レンズ越しに見える映像はすべて倒立像(上下左右逆転)になりますので、正立像にするには複数枚のレンズを組み合わせて使うことになります。 しかし、ダハプリズムは1つだけで、倒立像を正立像に変換できるため、補助プリズムとしてカメラや双眼鏡、顕微鏡など幅広く使われております。
ダハ面の精度は高度な技術が必要とされます。特に角度精度については高い精度が求められる製品です。